食道がん 進行

食道がんの進行


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食道の内側の粘膜から発症したがんは、
大きくなると粘膜の下層へと広がり、
さらにその下の筋層へと進行していきます。

 

 

さらに大きくなると、食道の壁を越えて食道の外へと広がっていきます。

 

 

食道の周囲には気管・や肺、大動脈、心臓など重要な臓器があり、
がんが進行しさらに大きくなると、これらの周囲臓器へと広がります。

 

 

 

食道の壁の中や周囲には血管・リンパ管がたくさんあります。

 

 

がんは、この血管やリンパ管に入って、
食道とは別のところへと流れていき、そこで増えはじめます。

 

 

これを転移と呼んでいます。

癌の進行と年齢

がんは、若い方々よりも、むしろ高齢の方々に多く発症します。

 

 

若い方(20歳〜30歳)は、知り合いに「がんを発症した」という方は、
ほとんどいないかと思います。

 

 

しかし、高齢の方(65歳〜)の方の中には、
知り合いの中に、何名かはいるのではないでしょうか。

 

 

高齢になってからの癌の場合、治療が困難になることが多いようです。

 

 

高齢の方は、若い方に比べて免疫力や体力が劣っています。

 

 

これは、加齢によるものなので止めることはできません。

 

 

どんなに気をつけていても、歳をとるごとに衰えていくのは、当然のことなのです。

 

 

また、治療に当たる病院側でも、
高齢者には大きな手術は行わず、ホルモン治療などを中心に施す
と決めているところもあるようです。

 

 

手術は人体にかなり大きな負担をかけてしまうため、
たとえがん摘出ができたとしてもその後の回復に支障をきたす
などの理由もあります。

 

 

若い頃から気をつけることで、極力、発症率を下げることが、
まずは大切なのです。


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