(1)生存率は?
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食道がんの5年生存率を、以下に記載いたします。
5年生存率とは、「一人の方が5年間生きられる可能性」のことを言います。
食道がんの場合、再発はほとんど2年半以内に起こっています。
- 0期:ほぼ100%治ります。
- I期:60〜70%
- II期:30〜40%
- III期:10〜20%
- IV期:治るのは、極稀なケースです。
これからもわかるように、がんへの対処として最適なのは、
「早期発見」に尽きる、と言えます。
また、がん保険への加入など、
万一の時への備えもご検討されることをお薦めいたします。
(2)最も効果的な予防法は?
食道がんに限って事ではなく、ほとんどのがんにとって最も効果的な予防法は、
「日頃の習慣を見直すこと」に尽きるでしょう。
がんは、これといった原因を特定することが極めて難しい病気です。
なにせ、「遺伝子の突然変異」が起こることで発症するのですから、
今の技術ではなかなか特定できないからです。
そのため、考えられる原因を減らしていくことが、
最も効果的な予防法と考えられます。
だからこそ、「日頃の習慣の見直し」が重要視されているのです。
まず気をつけていただきたいのが飲酒と喫煙です。
特に、タバコをよく吸う人(ヘビースモーカー)と、
全く吸わない人(ノンスモーカー)では、発症する確率が
およそ20倍も違ってくるのです。
喫煙習慣がある方は、特に注意してください。
他にも
- バランスの良い食事をこころがけること
- 食べ過ぎを避けること
- 脂肪は控えめにして、野菜(特に緑黄色野菜)を多く取ること
- 熱いものは、極力冷ましてから食べること(食堂癌の場合、刺激を少なくするため)
など、当たり前のことですが、最も大切なことです。
常日頃から気をつけ、予防に努めましょう。
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