食道がん 放射線治療

放射線治療


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放射線治療は主に身体の外から放射線(X線など)を当てて行う治療方法です。

 

 

しかし、放射線治療は手術とは異なり、
「治療後、すぐに効果が現れる」といったものではありません。

 

 

治療は週に5回で、6〜7週間程度かけて継続していきます。

 

 

通院でもできなくはありませんが、
食道がんの患者さんは食事が十分にできなくなるケースが比較的多いです。

 

 

そのため、体力的に食事や通院が厳しい問題となってしまい、
たいていは人院して治療していきます。

 

 

放射線治療だけで治る方はいますし、確実に一定の反応はみられます。

 

 

これで治れば手術をすることなく、身体の機能も損なわないので、
理想的と考えられます。

 

 

手術のように人体に大きな影響を与えないので、
負担も最低限に抑えることができます。

 

 

しかし、「実際にやってみないとわからない」というのが現実です。

 

 

そのため、負担は大きくなってしまっても、
確実にがんを取り除くことができる手術が、
がん治療の第1選択とされています。

 

 

現在では、放射線治療は

  • 身体的に手術が不可能な場合(体力・年齢など)
  • すでにがんが進行しており、手術も施せない場合

これらのケースを中心に用いられています。

 

 

最近、抗がん剤と併用することで効果が上がることが分ってきています。

 

 

放射線治療は手術ほど大きな負担ではないのですが、副作用はあります。

 

 

治療する部位や広さ、回数によっても異なりますし、
治療に対する個人差も当然あります。

 

 

副作用は治療が終われば、少しずつ消えていきます。


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